"やり方"にこだわるのではなく"結果"にこだわる

 

私の社会人経験では強烈な思い出がたくさんあるが、

 

 

今日はマイクロマネージメントの典型のような人が二人いたので、その話しをしようと思う。

 

 

 

 

一人は女性でもう一人は男性である。

 

 

 

二人とも30歳を超えている部下らに対して、電話の掛け方からミーティングでの発言まで自分のやり方を押し付けた人だ。

 

 

こういう人は一言でいう、リスクが取れない完璧主義者である。

 

 

1)完璧主義で、細かいことにこだわる。

 

常に目が行くのは、”結果”ではなく”やり方”だ。

 

そしてその”やり方”は自分のやり方で一つ一つのアクションの細部にまで渡る。自分のやり方以外に成功はないと思い込んでいる。

 

 

 

2)”リスク”が取れない=責任を取りたくない。

 

一言でいうと器が小さいということなのだが、責任を取りたくないし、リスクも取ることができないから、

 

まずはやらせてみて途中でモニターをしながら軌道修正する、という”待ち”ができない。自信がないのだ。

 

 

 

責任を取りたくないから、自分のやり方でやらせることを望み、

 

かつ一つ一つの細かいことが自分のやり方ではないと不安なのである。

 

そして何より、根本的に人を信頼できない人間だ。

 

 

こういう人の下についた部下は大変だ。

 

 

 

 

新入社員で何もわからない状態であればまだ分かるが、ある程度社会人経験を積んだ人にとっては、

 

今までの過去の経験発想力などが全て絶たれる。

 

 

 

言われたことしかできないため、

 

自発的に何かをするという意思が断たれ、活力がなくなる。

 

 

 

おそらくこれは部下の育成だけではなく、子育てにもつながると思う。

 

 

 

大事なのは、”やり方”にこだわるのではなく、”結果”にこだわることだ。

 

 

 

そして”結果”が出るまで待たなくても、途中で起動修正はいくらでも可能だということを忘れないこと。

 

(もちろん定点観測するタイミングは大事なので、見極める必要はある)

 

 

 

その少しの間、待ちの”我慢”をするという勇気が大切だ。

 

 

 

そして自分が何かをするときも、”結果”が出れば良いのだから、

 

 

思いっきり”色々な方法”を試してみよう。

 

 

 

成功者が行っている方法が必ずしも自分にフィットするかはわからない。

 

 

例え成功者のやり方を手本にするときでも、

 

自分なりのエッセンスを入れることで自分らしい結果につながる。

 

 

 

悪戦苦闘して”自分のやり方”で手に入れた成功は、何よりの自分のになり、

 

圧倒的な自分への自信につながる。

 

 

 

 

成功につながるやり方は一つではない。

 

 

 

自分で自分のことを誰より信頼してあげること。

 

 

 

いつかは必ず結果につながることを信じて自信を持ってトライアンドエラーを続ける。

 

、 

私もその道のりの半ばだ。